実施内容
歴史と文化を学び、体感する「歴史教室」。
今年は浄土宗開宗850年を迎える金戒光明寺と、
本山修験宗総本山の聖護院門跡という、深い由緒を持つ二つのお寺を訪ねます。
開催⽇ |
<Aコース>令和6年10⽉23⽇(⽔)〜24日(木) <Bコース>令和6年10⽉25⽇(⾦) ※A・Bコース連続でのお申込みも可能です。ただしお申込み多数の場合はA・Bどちらかのコースのみの参加となります。 |
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参加費 | 9,000円 (特別拝観料、入場料、イヤホンガイド料、傷害保険料含む) ※開催日前日の15:00以降のキャンセルについては、参加費の返金はできません。 |
注意事項 |
●コース内容によっては、長時間の散策や足場の悪い箇所、階段の上り下り等がある場合がございますのでご了承ください。 ●受付終了後のお申込みは無効となります。郵送にお時間がかかる場合がございますので、お早めにご投函下さい。 ●お申込みをされた方には、案内通知を9月中旬頃郵送にてお送りいたします。(お申込み多数の場合は抽選となります。) ●記載された個人情報は、友の会の事業以外では使用いたしません。 |
Aコース
開催日程 令和6年10月23日(⽔)〜24日(木)
定員/100人
紫雲たなびく光明の地へ
─金戒光明寺を学ぶ、巡る
比叡山で天台の教えを学んでいた法然上人は、「阿弥陀仏」の名を唱えれば誰でも極楽往生できるという教えと出会い、比叡山西塔黒谷を下りました。京都の栗原ヶ岡というところでお念仏をしたところ、一帯に紫雲がたなびき、光明が満ちたため、ここに草庵を結びます。それが金戒光明寺の始まりで新黒谷と呼ばれました。「浄土宗最初の寺院」と称されるゆえんです。
今年は法然上人が浄土宗を開いて850年という記念の年。これを受けて京都国立博物館では特別展「法然と極楽浄土」を開催します。そこで今年の歴史教室のAコースは、1日目の座学を博物館の地下講堂にて行い、特別展の見どころについて担当研究員から解説していただき、その後各自で特別展を鑑賞します。2日目は金戒光明寺にて法話をお聞きいただいたのち、境内を僧侶のご案内で特別に巡ります。
POINT
① 運慶作と伝わる「文殊菩薩」や吉備真備が作らせたという「吉備観音」を間近で拝観します。
② 大方丈・紫雲の庭を貸切で特別公開していただきます。
③ 恵心僧都最後の作と伝わる阿弥陀如来を祀る「阿弥陀堂」を特別拝観します。
④ 特別展「法然と極楽浄土」の担当研究員による見どころ解説を拝聴し、各自でじっくりと鑑賞できます。
講師
井並 林太郎(いなみ りんたろう)
京都国立博物館
主任研究員
1988年奈良県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程(後期課程)美学芸術学専攻退学。2014年より京都国立博物館に勤務し、2016年度より研究員、2023年度より主任研究員。専門は絵巻・肖像画を中心とする中世やまと絵史。これまでに担当した主な展覧会は「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」(2019年)、「河内長野の霊地 観心寺と金剛寺—真言密教と南朝の遺産—」(2022年)。
紫雲たなびく光明の地へ ── 金戒光明寺を学ぶ、巡る
日程/令和6年10月23日(水)〜24日(木)
定員/100人
※応募者多数の場合は抽選となります。
1日目 10月23日(水)
会場/京都国立博物館 平成知新館 地下講堂
13:30 | 受付開始 |
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14:00 | 開演 座学:「「法然と極楽浄土」展の見どころ」 講師:井並 林太郎氏(京都国立博物館主任研究員) |
15:30 | 解散、特別展自由鑑賞 |
2日目 10月24日(木)
13:00 | 受付開始 |
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13:30 | 大方丈にて執事長・橋本周現師によるお話 現地散策(3班に分かれて、僧侶のご案内で拝観します) 御影堂、大方丈、紫雲の庭、阿弥陀堂 |
16:00 | 解散 |
Bコース
開催日程/令和6年10月25日(金)
定員/100人
修験道とは何か
─山伏の寺、聖護院門跡
険しい山中に入り込んで自身と向き合い、大自然の中で仏とつながることを目指す──それが日本独自の信仰スタイルである「修験道」です。平安時代に創建された聖護院は、修験道を実践する本山修験宗の総本山。春は葛城修行、秋には大峰奥駈修行を行い、今なおその精神文化を伝えています。その一方で、聖護院は皇族が住職を務める「門跡寺院」として栄えてきました。そのため数多くの文化財が残されていますが、お寺そのものが通常公開されておらず、今回は友の会のためだけの貸切拝観となります。
座学では、御門主が山伏の装束をつけ、実体験を交えて修験道の心についてお話しくださいます。座学終了後は聖護院へ移動し、僧侶のご案内で宸殿・書院などを巡ります。華やかな狩野派障壁画や法螺貝の音色をお楽しみください。
POINT
① 聖護院を本山とする本山修験宗の管長・門主のお話を拝聴します。
② 2023年に修復を終えた書院をはじめ通常非公開の堂内を、僧侶のご案内で拝観します。
③ 狩野派障壁画を間近で鑑賞いただけます。
④ 僧侶による法螺貝の音色をお聞きいただきます。
講師
宮城 泰年(みやぎ たいねん)
京都聖護院門跡
第五十二世門主/京都仏教会常務理事
1931年京都府生まれ。龍谷大学文学部卒業。新聞記者を経て25歳で聖護院に勤務、執事長、宗務総長などを歴任し、2007年聖護院門跡第五十二世門主・本山修験宗管長に就任。日本宗教者平和協議会代表委員、龍谷大学客員教授も務める。著書に『動じない心』(講談社)、共著書・監修書に『役行者と修験道の世界』(毎日新聞社)、『修験道という生き方』(新潮社)など。
修験道とは何か ── 山伏の寺、聖護院門跡
日程/令和6年10月25日(金)
定員/100人
※応募者多数の場合は抽選となります。
会場/みやこめっせ 大会議室(地下1階)
9:00 | 受付開始 |
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9:30 | 開演 座学:「山は師」 講師:宮城 泰年師(京都聖護院門跡第五十二世門主) |
10:45 | 聖護院へ移動 |
11:00 | 現地散策(3班に分かれて、僧侶のご案内で拝観します) 大玄関、使者の間、宸殿、本堂、書院、一夜造御学問所(すべて通常非公開)宸殿にて法螺貝を披露 |
13:00 | 解散 |
申込みについて
「お申込み」をクリックしていただきますと、申込みフォームが開きますので、必要事項をご入力いただきお申込みください。
※お申込みは、同伴者としてのお申込みを含めおひとり様1回までとなります。
※同伴者は1名までとします。
※「はがき」での申込み等の方法については、友の会だよりでご案内しております。
※内容は予告なく変更となる場合がございます。
※記載された個⼈情報は、⽬的以外には使⽤しません。
- 締切日
- 令和6年8月22日(木)必着
お申込み受付は終了しました。