友の会では、「未来の先生応援プロジェクト」の一環として、教員を目指す若者を応援するため、公立学校共済組合・文部科学省・関係大学等と連携し、令和8年度より給付型奨学金支給事業を始めます。
この奨学金は給付型のため返還義務はなく、他制度の奨学金と併給ができます。
友の会では、「未来の先生応援プロジェクト」の一環として、教員を目指す若者を応援するため、公立学校共済組合・文部科学省・関係大学等と連携し、令和8年度より給付型奨学金支給事業を始めます。
この奨学金は給付型のため返還義務はなく、他制度の奨学金と併給ができます。
事業の目的 | 一般財団法人公立学校共済組合友の会給付型奨学金支給事業(友の会奨学金)は、全国的に深刻化している教員不足の問題に鑑み、指定大学及び教育委員会の協力のもと、教員志望の学生に対し、その経済的負担を軽減するための奨学金を支給することにより、未来を担う教員育成の一助とし公教育の維持・発展に寄与することを目的とする。 |
---|---|
給付対象者 | ① 友の会が指定する教員養成大学・学部の地域教員希望枠で入学する大学1年生 ② ①に該当する大学において推薦を受けた者 |
給付額 | ・4年間で総額48万円 |
その他 | ・給付型で返還義務はない。 ・他制度の奨学金と併給が可能。 ・支給対象者数は原則として各都道府県4人以内とする。 |
令和8年度友の会奨学金の指定大学については、以下のPDFをご覧ください。
地域教員希望枠による入学試験等を実施する大学は増加傾向にあります。また、友の会としてもできる限り全国各地域の学生を支援していきたいと考えていますが、指定大学の拡大については、現在のところ未定です。
なお、本奨学金事業を継続・拡大していくためには、事業を応援していただける全国のみなさまからの寄付金や協賛金が欠かせません。一人でも多くの奨学生を支援するためにも、教育関係者をはじめ多くの方々からのあたたかいご支援をお待ちしています。
友の会が規定する応募資格は、「指定大学の地域教員希望枠により入学した者」のみであり、成績や経済的な要件等に関する一律の制限は設けていません。
なお、各指定大学が友の会に推薦する者を決定する際の選考方法等については、各指定大学にご確認ください。
令和8年度については、「地域教員希望枠」を持つ大学の中から、16大学(15道県)を指定しましたが、友の会では、事業の趣旨から全国各地域の学生を支援することを目指しています。
地域教員希望枠による入学試験等を実施する大学は増加していますが、都道府県の中には、そのような入学試験等を実施している大学がないところもあります。
友の会では、まずは地域教員希望枠をもつ大学のある都道府県への拡大を目指してまいりますが、今後、財源の状況等を勘案して、地域教員希望枠をもつ大学がない都県内の大学についても対象とするかどうかについて検討してまいります。
奨学生が在学中に、教員になることを明確に断念した場合には、本人の申し出により、申し出月の翌月から奨学金の支給を停止します。
また、奨学生が大学を退学したときも、在籍した最後の月の支給分をもって奨学金の支給を停止します。
なお、奨学生が大学を卒業後、結果的に教員とならなかった場合、あるいは学業不振等により卒業できなかった場合であっても、在学中に支給した奨学金の返還は求めません。