歴史教室のご案内

「聖徳太子の祈りと四天王寺──1400年の激動の歴史を歩く」を開催しました

四天王寺外観

実施内容

開催日
令和7年12月19日(金)
内容
【座学】「四天王寺の創建由緒を紐解く」
【講師】渡邉 慶一郎氏(四天王寺学芸員)
現地散策:四天王寺(中心伽藍、庭園、元三大師堂、石舞台、石の鳥居、絵堂など)

2025「歴史教室・大阪」開催報告 

今年度の「歴史教室」第2回は「聖徳太子の祈りと四天王寺 1400年の激動の歴史を歩く」というテーマで、日本最古の官寺・四天王寺を訪れました。

座学

座学が行われたのは重要文化財の五智光院という通常非公開の場所。講師に四天王寺学芸員の渡邉慶一郎氏を迎え、「四天王寺の創建由緒を紐解く」というテーマでお話をいただきました。四天王寺は聖徳太子によって創建されましたが、伽藍そのものは長い時間をかけて整えられたそうです。平安時代には廃寺の危機に瀕しましたが、四天王寺の西門が極楽浄土の東門(入口)にあたるとされ隆盛した「西門信仰」や、聖徳太子を敬う「太子信仰」の広がりを受け、さらなる篤い信仰を生み出すことに成功したとか。しかしその後も幾度となく罹災し、昭和20年の大阪大空襲で主要伽藍が消失したあとの境内写真が紹介されたときは、衝撃的な光景に息をのみました。それでも昭和38年には古い伽藍配置のままに再建され、かつての威容が少しずつよみがえり、現在に至るそうです。

現地散策

座学終了後、冬の透き通った空気の中で散策を行いました。案内のお坊さまの軽妙なトークに時には笑い、時には感心し、時には仏さまに手を合わせ、広い境内の見どころを押さえつつ歩きました。仁王門から五重塔、金堂、講堂まで一直線にならぶ「四天王寺式伽藍配置」は厳かで美しく、壁画で満たされた金堂や講堂は仏教への理解を促しました。通常非公開の「絵堂」には聖徳太子の生涯が壁画として描かれ、「絵解き」といわれるお坊さまの解説もありました。重要文化財の「石鳥居」は鎌倉時代の石造りの鳥居で、座学で学んだ西門信仰の聖地であるため、参加者のみなさんも興味深く見上げていました。

四天王寺は目の前にあべのハルカスを高々と望む大都会にありますが、境内は広大な宗教空間となっているため、空がとても広く、気持ちのよい散策となりました。

イラスト
初めての大坂開催だったので、期待して参加しました。知らないことを知れて楽しかったです。また開催してほしい。
イラスト
講師の方の話が分かりやすかった。また、この講師の方にお話を伺いたいです。案内もとてもよかったです。
イラスト
歴史に触れる貴重な時間を過ごせました。また参加したいです。

お申し込みについて

令和7年12月19日(金)歴史教室・大阪のお申し込み受付は終了しております。

一覧に戻る