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いきいき健康コラム ~関東中央病院 保健師より~

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おいしく食べようきのこのお話

残暑が厳しいこの頃ですが、暦の上では秋です。

秋といえば「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」といわれるほど楽しいことが盛りだくさん。秋には旬を迎えるおいしいものがたくさんあります。今回はわたしの大好きなきのこについてご紹介いたします。

きのこは4000~5000種類あるといわれ、食用きのこは100種類くらい、毒きのこは200種類以上、それ以外は食用にできるのか毒があるのか不明だそうです。

きのこは野菜ではなく菌類の一種でカビの仲間です。『森の掃除屋』とも呼ばれ、植物や動物の死骸などの有機物を分解して無機物へ還元し、植物の栄養として土へ戻る役割を果たしています。また植物は単独で生きるより、きのこと共生することでより多くの水や栄養を吸収することができ、乾燥や病害に対する抵抗性も高まるんだとか。きのこって不思議ですね~。

きのこの栽培方法

きのこの栽培方法は大きくわけて3つあります。人工栽培のきのこは年間を通じて収穫が可能なので、スーパーで一年中いろいろな種類のきのこを楽しむことができます。まつたけなどの天然物のきのこは秋が旬です。

・原木栽培:枯れ木や栽培した木に種菌を植え付けて育てる方法。しいたけやなめこなどがこの方法で栽培されています。雷が多いと良く育つといわれています。

・菌床栽培:おが粉に米ぬかやふすまなどの栄養材を加え、整形した培地に菌を植え付けて育てる方法。原木栽培では難しいきのこも栽培でき、えのきたけ、ぶなしめじ、まいたけ、エリンギなどがこの方法で栽培されています。きのこ販売所に行くと収穫体験などもできるのでお子さんの食育にもつながります。

・堆肥栽培:わら、もみがら、樹皮、動物の排泄物などの有機物質を腐熟させたものに種菌を植え付けて栽培する方法でマッシュルームが有名です。新鮮なマッシュルームは生で食べる事も可能ですし、最近ではジャンボマッシュルームなどバラエティー豊富です。

きのこの栄養

きのこは低カロリーで食物繊維、ビタミンB群、ビタミンD、カリウムなどの栄養素が豊富です。
肥満の予防や血糖値を下げる働きが見込めます。腸活にもよいですし、骨粗鬆症の予防や美肌効果など、うれしいことが盛りだくさん。

わたしはえのきたけ、ぶなしめじ、しいたけ、なめこは必ず冷凍ストックしています。冷凍すると細胞壁が壊れてうまみ成分が溶け出し、栄養価もアップするそうです。冷凍のまま調理できるので、お味噌汁に入れたりきのこのパスタやアヒージョなどがおすすめです♪

きのこ狩りでは毒きのこを間違えて採取してしまうことで食中毒が発生しています。自己判断せずに正しい知識を持った専門家の判断を仰いでください。また持病のある方などはかかりつけ医の指示に従ってください。

みなさんもご自身の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。

保健師 山本

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