公立学校共済組合友の会

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歴史教室(京都)

「友の会歴史教室」では、テーマに沿った専門家の講義と、普段の旅ではまず見ることのできない歴史遺産などを訪問し、ワンランク上の「歴史探訪」をお楽しみいただけます。

実施内容

歴史と文化を学び、体感する「歴史教室」。
10年の節目を迎える今年は、徳川将軍家の威光を伝える知恩院と、
静謐の山麓にたたずむ皇室ゆかりの泉涌寺を訪ねます。


開催⽇ <Aコース>令和5年10⽉25⽇(⽔)
<Bコース>令和5年10⽉26⽇(⽊)〜27⽇(⾦)
※A・Bコース連続でのお申込みも可能です。ただしお申込み多数の場合はA・Bどちらかのコースのみの参加となります。
参加費 8,000円
(消費税、傷害保険料、拝観料・⼊場料含む)
※開催当⽇のキャンセルについては参加費の返⾦はできません。
注意事項 ●コース内容によっては、⻑時間の散策や⾜場の悪い箇所、階段の上り下り等がある場合がございますのでご了承ください。
●お申込み多数の場合は抽選とします。
●お申込みされた⽅には、案内通知(抽選の場合は抽選結果)をお送りいたします。

Aコース

開催日程 令和5年10月25日(水)
定員/100人

知恩院と家康
─徳川将軍家が心血を注いだ大伽藍をたずねて

 浄土宗の元祖・法然上人が草庵を結んだことから始まる知恩院は、徳川家康が母・於大の方の永代菩提所と定めたことから徳川三代にわたって大伽藍が築かれていきました。大方丈の武者隠しや侵入者を察知する鶯張りの廊下などは徳川家の城郭的な役割も想像させるものです。徳川家康が注目される2023年、その心のよりどころだった知恩院を訪ねましょう。
 座学では徳川家と朝廷を結びつけた知られざる知恩院の歴史について学び、散策では通常非公開の大方丈、小方丈、経蔵を特別に拝観し、2020年に修復を終えたばかりの国宝・御影堂は一般拝観終了後に貸切参拝を行います。

  • 知恩院 三門

POINT

① 徳川三代にわたり拡張を続け、創建時の約7倍とも言われる大伽藍を体感します。
② 通常非公開の大方丈、小方丈、経蔵をお坊さまの案内で拝観します。
③ 109年ぶりの修理を終えた「御影堂」を一般拝観終了後に貸切り、僧侶とともに念仏を唱えます。
④ お坊さまから「知恩院の七不思議」の他、数々の伝説を聞きながら境内を巡ります。

講師

今堀 太逸今堀 太逸(いまほり たいつ)
佛教大学名誉教授/総本山知恩院史料
編纂所編纂主任

1950年大阪府生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。日本中世史・日本仏教史専攻。著書に、『神祇信仰の展開と仏教』(吉川弘文館、1990年)、『浄土宗の展開と総本山知恩院』(法蔵館、2018年)、『知恩院と徳川家』(総本山知恩院おてつぎ運動本部、2015年)など。

知恩院と家康 ── 徳川将軍家が心血を注いだ大伽藍をたずねて

日程/令和5年10月25日(水)
定員/100人

12:30 和順会館にて受付開始
13:00 開演
座学:「知恩院の“天下和順”と徳川家康」
講師:今堀太逸氏(佛教大学名誉教授)
14:30 現地散策(3班に分かれて、僧侶のご案内で歩きます)
大方丈・小方丈・方丈庭園・権現堂・経蔵・三門(外観)
16:00 御影堂 貸切参拝 お念仏のお勤め
16:30解散

Bコース

開催日程 令和5年10月26日(木)~27日(金)
定員/100人

仙境、泉涌寺
─皇室の菩提所“御寺”を知る、歩く

 京都東山の月輪山のふもとにたたずむ泉涌寺は、その名のとおり清冽な泉がいまも涌く仙境のような場所にあります。空海の草庵があった地と伝わり、鎌倉時代に俊芿(しゅんじょう)によって大伽藍が築かれました。四条天皇の葬儀を行ったご縁から江戸時代を通じて天皇・皇后の御陵もこの地に営まれ、明治維新以降も皇室の菩提所として篤い崇敬を受けています。
 座学では皇室と泉涌寺の関わりについて学び、翌日の散策では幽寂の境内を僧侶のご案内で巡ります。歴代天皇の位牌を祀る「霊明殿」や釈迦の歯(仏牙舎利)を安置する「舎利殿」など通常非公開の伽藍も巡り、特別な泉涌寺をお届けします。

  • 泉涌寺

POINT

① 仏牙舎利を安置する「舎利殿」を特別に公開し、狩野山雪筆の天井龍を鑑賞します。
② 歴代天皇の位牌を祀る「霊明殿」を特別に公開し、拝観します。
③ 泉涌寺の名前の由来となった清水を祀る「水屋形」の門扉を特別に開けて拝観します。
④ 妙応殿では、作庭家・重森三玲氏の最晩年の作品「仙山庭」を観賞いただけます。※通常非公開

講師

近松 誉久禮 旦雄(くれ あさお)
京都産業大学法学部
准教授/京都宮廷文化研究所代表理事

1982年大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業、京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学、京都大学)。日本法制文化史専攻。共著に『皇位継承の歴史と儀礼』(臨川書店、2020年)、『元号 年号から読み解く日本史』(文春新書、2018年)など。

仙境、泉涌寺 ── 皇室の菩提所“御寺(みてら)”を知る、歩く

令和5年10月26日(木)~27日(金)
定員/100人

1日目 10月26日(木)

会場/キャンパスプラザ京都(予定)

13:30 受付開始
14:00 開演
座学:「皇室と泉涌寺 ─「御寺」の歴史と⽂化に学ぶ」
講師:久禮旦雄⽒(京都産業⼤学法学部准教授)
15:30終演
2日目 10月27日(金)
9:30 御座所拝観受付前にて受付開始
10:00 妙応殿にて真言宗泉涌寺派教学部長・渡邊恭章様によるお話
10:30 現地散策(3班に分かれて、僧侶のご案内で歩きます)
御座所・霊明殿・仏殿・水屋形・舎利殿・楊貴妃観音堂
12:00解散

申込みについて

「お申込み」をクリックしていただきますと、申込みフォームが開きますので、必要事項をご入力いただきお申込みください。

※お申込みは、同伴者としてのお申込みを含めおひとり様1回までとなります。
※同伴者は1名までとします。
※「はがき」での申込み等の方法については、友の会だよりでご案内しております。
※内容は予告なく変更となる場合がございます。
※記載された個⼈情報は、⽬的以外には使⽤しません。

締切日
令和5年8月31日(木)必着

お申込み受付は終了しました。

お申し込み

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